rumipianoのへっぽこるみ日記。

即興ピアニストrumipiano(岡本留美)のブログです。日々のつれづれ、脳内日記(創作日記)、演奏会情報などを載せています。YouTube公開中(『youtube rumipiano』で検索)。ホームページは「rumipiano ホームページ」で検索するとご覧いただけます。お問い合わせはrumipianosokkyo@gmail.comまで。

Rumi&Yukkoのやりたい放題vol.7日程。

前回Rumi&Yukkoのやりたい放題、たくさんの方においでいただきありがとうございました!

さて、次回のやりたい放題の日程が決まりました!

 

2019年 2月23日(土)  14:00〜

会場はKMアートホール(京王新線 幡ヶ谷駅下車徒歩5分)

 

です。

冬眠中の方もいらっしゃるでしょうが、よろしければどうぞご予定ください♫

 

小動物。

京王電鉄からのこんなお知らせを目にした。

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列車が「小動物」と接触して運転を見合わせているらしい。

 

小動物、というと鳥やウサギ、フェレット、モルモット、ハムスター、金魚あたりを思い浮かべる。

でも列車と接触したのはこのひとたちではなさそうだ。

すると…タヌキ、イノシシ、ハクビシン、イヌ、ネコあたりだろうか。

このひとたちも「小動物」なのだろうか。

鳥にもコンゴウインコやオオバタンやワシやタカなどデカくてイカツいのがいる。このひとたちも「小動物」なのだろうか。

チワワもゴールデンレトリバーも「小動物」なのだろうか。

それとも種類ではなく大きさで分類するのだろうか。

するとヒグマのあかちゃんは「小動物」でヒグマの子供や成人は「大動物」なのだろうか。

 

いずれにしても、接触した「小動物」がかわいそうでならない。

待人来る。

本屋さんで予約していた本が予定よりもずいぶん早く来た。

これこれ↓

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団地の給水塔に出くわすとついうっとり眺めてしまう。

通勤時に通り過ぎる都営八幡山アパートにも見事な給水塔がある。

給水塔と青い空はよく似合う。

曇り空に給水塔もなかなかいい。

この連休は台風だから給水塔大図鑑でも眺めていよう、ムフフ。

 

夢のある場所。

ふと我にかえると府中伊勢丹閉店のことを考えている。

府中の駅周辺にはくるるやル・シーニュというテナントビルがある。 けれども伊勢丹ほどのインパクトはない。色んな店の寄せ集め。「多様なニーズに応える」ともいえるし、やっつけで考えたテナントにも思える。

そこで客は用事のある店に入る。

もちろんそれぞれの店にはそれぞれのコンセプトや雰囲気があるのだろうが、それが寄せ集められると全体としては混沌としてその中ではそれぞれのコンセプトが霞んでしまう。同時にいろいろな音楽が流れているのを聴くように。

そこへ来ると伊勢丹は基本コンセプトがしっかりある。それ故にいろんなものが並んでいても、いろんなブランドが並んでいても混沌としない。アロマを効かせた空調や音楽や独特のアナウンスが全館を通奏低音のように包み込んでいるからだろう。雑踏から伊勢丹に入って行くと、そんな伊勢丹ワールドにホッとする。

食料品一つとってもなんというか夢がある。

なんだろう、あの感覚は。スーパーで食料品を買うときにはない感覚。「高級感」では説明のできない感覚。

伊勢丹の中をグルグル歩いて商品を眺めていてもいろんな夢に遭遇する。そして自分の近くに置いておきたい「夢」に出会った時はアイカードを使ってお持ち帰りする。

そんな場所が家の近くにあるのはそれこそ夢のようだった。

もちろん「夢」に慣れてしまって「府中伊勢丹はやっぱ府中伊勢丹だよね」なんて親類の悪口を言うような安心した感覚で言ってみたりすることもあったが本心ではなかった。府中に伊勢丹があることが誇りだったからだ。やっと府中がそういう街になってきたと。

夢は時として文化となる。

府中には歴史はあるがどうも文化というか夢というか遊び心があまり見当たらない、とずっと思ってきた。

そんな時、府中に伊勢丹が出来た。美術館が出来た。やっと府中にも新しい風が吹いてきたと思った。

府中市美術館が本江館長のもとで府中に素敵な夢と遊び心を存分にもたらしてくれたが、館長が変わってからはどうなのだろう。来年の3月あたりまでリニューアルのため閉館している。リニューアル後はどんな風に変わるのだろう。

 

夢や遊び心でお腹は満たされない。けれども精神は満たされる。

夢の砦がひとつ、府中から消えようとしている。

お久しぶりです。

外出先からの帰りに府中伊勢丹に寄った。

出先で見かけたリュックが確か府中伊勢丹にもあったなぁと思ったのだ。

洋服売り場でリュックを見ていると「お久しぶりです」と馴染みの店員さんから声をかけられた。

ハッとした。

よくよく考えたらこのところ地下のクイーンズ伊勢丹と化粧品売り場と時々レストランフロアくらいしか利用していなかったのだ。

前はちょくちょく買っていたのだが、そのブランドが伊勢丹から撤退してからは府中伊勢丹で服を買うことはなくなっていた。

そうかそうかそうか…

こういう客が積み重なって閉店に追い込んでいったのだろう。

 

店員さんたちも閉店の事実を知ったのは昨日だったらしい。

「ショックでした…」

松戸店が閉店になったとき「次は府中か」という噂は立っていたという。

 

ベルの音を聞くと唾液が出てしまうパブロフ犬のごとく、府中伊勢丹というだけでうるうるしてしまう状態だったので店員さんと話している時もこらえるのに必死だった。きっと変な顔とぎこちない喋りだったことだろう。

 

どうにかリュックを買って帰ってきた。

パソコンを開くと昨日伊勢丹に送ったメールの返事が来ていた。

・来年9月30日に閉店するよ

・長年のご愛顧ありがとう

・迷惑かけてすまないね

といった趣旨のメールだった。

ふ〜ん。

少し我に返った。

クイーンズ伊勢丹とか富澤商店とか贈答用のお菓子屋さんとかサラダ屋とかトンカツ屋など地下食料品売り場と化粧品コーナーとレストランを残してくれたらもうそれでいいよ。あ、下着コーナーもあってもいいな。ハンカチコーナーもかな。靴もあってもいいな。傘もあってもいいな。

あとは松戸店のあとみたく、フロアごとにテナントを決めてほしいな。全館電気屋とか家具屋とかディスカウントショップとか、くるるやル・シーニュとイメージの被るようなテナントは勘弁。

どうぞ4649。

シクヨロとまでは言わないよ。

国分寺や調布に引けを取らない程度にね。

せっかくけいたくんのお友だちのしんごくん(京王ライナー)も新宿の次に調布までも吹っ飛ばしわざわざ府中まで来てくれるんだからさ。それにオオクニヌシもアメノウズメも応援してるよ(ホントかなぁ…)。

さよならの季節。

1996年の開業時に「2年で撤退するよ」とまことしやかに囁かれていた府中伊勢丹も今年で22年。

「家から歩いて5分くらいのところに伊勢丹があるんだ」となんとなく自慢げに言えた時代がそろそろ終わるらしい。

来年の9月で閉店になるという。

ショックで涙腺が緩む。

まだ信じられない。

フェイクニュースならいいのに。

開業当時から馴染んでいた伊勢丹

公務員だった頃、給料をもらえるようになって府中伊勢丹で好きな服を見つけては買っていた。そうやって仕事のやりきれなさを手なずけていた。

今でも仕事で疲れた時やプライベートでも伊勢丹で買い物をしたり、店内を見て歩いたりするとなんかいい気分になる。

ああ、こんなものがあるのか。

ああ、こんな美味しそうなものがあるのか。

ああ、こんなおしゃれなものがあるのか。

そんな発見も伊勢丹ならではだった。

ちょっとスカし雰囲気を出すところも「ったくしょうがないなぁ〜もーう伊勢丹なんだから、フフフ」と思ってみたりした。

おしゃれさとは無縁の野暮な府中に新しい風を吹き込んだことは間違いない。よくこんなところに開店しようと思ったよな、伊勢丹!と当初は誰もが口を揃えて言っていた。それがもう22年…

伊勢丹がなくなってしまったらこの街はまた形状記憶のように元の野暮な姿に戻ってしまうだろうか。「あの街には伊勢丹を残しておこう」と思わせなかった何かがあるのだろうか。まあ立地的には電車に乗れば立川伊勢丹にも新宿伊勢丹にも行ける。でもそうじゃない。府中伊勢丹は府中伊勢丹になってきたんだ、22年の年月をかけて。そして客もそんな伊勢丹を作ってきたんだ。

まあそんな心情的なものと経営的なものは今や相容れないものとなってきているのかもしれない。そうならば仕方ない。けれども悲しい。

伊勢丹撤退後、例によってビックカメラヨドバシカメラが入ってしまうのだろうか。ドン・キホーテが来てしまうのだろうか(ちなみにドンキのサーカス小屋のような風情の一号店は府中市内にある)。

伊勢丹府中店の年間売り上げ額は149億円らしい。同じく閉店が報道された相模原店に関してはそれ以上の額でしかも今年度の収益はさらに上回る予想が出されているという。

三越と合併したことによりグループ全体の収益が下がり、その穴埋めが今回の相模原店、府中店および新潟店の閉店になったらしい。

浦和はどうなんだ?静岡は??

ネット通販が隆盛を極めている横で販売不況は深刻化しているらしい。店で商品を手にとって買う、という文化が廃れつつある過程なのかもしれない。

紙の辞書を使っていた頃は、調べたい言葉だけでなくその周辺の他の言葉が目に入って「ああこんな言葉もあるんだ」と思ったり、ページをめくっている最中に思わぬ言葉に出くわしたり…という出会いがあったのが、スマホの辞書アプリに移行してから寄り道なしで求めている情報にダイレクトに向かうようになった。これと同じようなことが物を買うという行為にも起きているのだろうか。

だとしたらあまりにもさみしい。

こんな風に思うのは古い人間だけなのだろうか。

古くてもいい。やっぱりさみしい。

CEO?

場所は東京郊外。

新宿から京王線特急または準特急で20分ほどで着く市内に丸の内オフィス街の飛び地のような風情の場所がある。

日銀とか三井住友、KDD、損保ジャパン、ヤマト運輸山崎製パンとかまあいろいろ入っているようだ。

モダンアートと思しきオブジェなんかも置いてあっちゃったりする、まあその手の雰囲気の場所だ。

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そんな飛び地オフィス街を連休最後の夜に散歩していた。人が少なくてせいせいする。

すると目の前を四つ足のケモノが横切った。

「ネコだ♡」と思ったので少しだけ近づいて「こんばんは」とあいさつした。ネコなら不審な目を向けて振り向いたりなんらかのリアクションをしていただけるのだが、その四つ足は振り向きもせず一心不乱にドドドドと駆け抜けて行った。

一緒に歩いていた家人が「ネコじゃないよ」と冷めた声でつぶやいた。「顔の真ん中がとんがってたよ」

思い起こしてみるとたしかにそうだった。

体毛もネコよりは見た目がゴワゴワしていたようだ。

うん、ありゃネコじゃないな。

 

顔がとんがっていてネコくらいの大きさでドドドド…なんだったんだ…ん〜…ムムムム…さてはあれはタヌキだったのか…!!

ということは、あの辺りにある企業のCEOが化けている可能性もあるな。

さてはヤマト運輸のCEO??

いや、ヤマトはクロネコだからタヌキじゃないな。

となると…日銀総裁??