rumipianoのへっぽこるみ日記。

即興ピアニストrumipiano(岡本留美)のブログです。日々のつれづれ、脳内日記(創作日記)、演奏会情報などを載せています。YouTube公開中(『youtube rumipiano』で検索)。ホームページは「rumipiano ホームページ」で検索するとご覧いただけます。お問い合わせはrumipianosokkyo@gmail.comまで。

ダサカッコいい。

DA PUMPの『USA』をテレビで初めて目撃した時はちょっとした衝撃だった。

なんだこれは?

ダサすぎだろ。

しかもなぜに今アメリカ??

頭が痺れるような感覚に襲われた。

けれどもウケた。

セキセイインコも「カーモンベイビーアメリカ」と歌うほどの人気らしい。

 

今日の「ザ・カセットテープミュージック」でマキタスポーツが荻野目洋子の『ダンシング・ヒーロー』の解説をしていた時に「ダサカッコよさ」というのをこの曲がウケた要因としてあげていた。そしてカーモンベイビーアメリカにも当てはまる、と。

「ダサカッコよさ」とはNHKのど自慢で素人にいじられても耐えうる強さを持つ曲、盆踊りにも耐えうる曲、とも分析していた。

 

ダサカッコいい。

確かに。

稲垣潤一がウケて山本達彦がウケないのは何故だろう、と80年代ごろに不思議に思っていたことがあったが、ひょっとするとその辺りがキーだったのかもしれない。

山本達彦の楽曲で比較的売れた『ロンリー・ジャーニー』と『夏の愛人』は今思うと確かにダサかっこいい部類に入るように思う。

 

ダサさにはどこか人をワクワクさせたりホッとさせたりする魅力があるのかもしれない。ダサい要素がなくてカッコいいだけだとしらけてしまうのかもしれない。

不思議な体験。

家の目の前のアパートの4階の部屋が全焼して真っ黒になっている。消防による消火活動で鎮火した焼け跡の部屋に消防隊が3人ほどいるのが見える。部屋の住人を探しているのだろうか。部屋の天井と壁とが作るやや横長の方形がくっきりと見えるほど見事に焼けている。部屋の住人は無事なのだろうか。心配しながらその様子を自分の家のベランダから見ている。するとさらにほんの少し離れたところで建設中のビルが屋上から火の手があがる。

「火事だ火事だ」と誰かが叫ぶ声がする。

オレンジの火がたなびいている。

あっちもこっちも大変だ。

…という夢を見た。

しかもこれが二回上映された。

おかげで目が覚めてからも火事を見たリアルな感触を引きずっていたが、そのまま仕事に出かけた。

家に帰り夕飯を食べながら夕刊に目を通していた時、「府中で3棟全焼 男女6人が軽傷」という見出しに出くわした。住んでいる市内で火事があったらしい。

「三十日午前三時五十分ごろ、東京都府中市西原町の店舗間集合住宅など三棟から出火」…

ちょうど夢を見ていた頃に火事が起きていたのだろう。

 

ぶどう送ったから。

夜の8時頃、家の電話が鳴った。

母が応答する。

なんだか様子が変だ。

電話越しに男の声が聞こえる。

替わって、と言わんばかりに母がわたしに受話器を差し出す。

 

へっぽこ「もしもし」

男「ぶどう送ったんだけど宅急便着いた?」

へっぽこ「どちらにおかけでしょうか」

男「△△さん(鬼籍に入った父の下の名前)のところに…」

へっぽこ「どちらさまでしょうか」

男「〇〇(うちの名字)だよ。宅急便ついた?」

へっぽこ「どちらの〇〇でしょうか」

男「だから〇〇です」

へっぽこ「どちらにお住いの〇〇さんでしょうか」

男「え…かずだよ、誰だかわからない?」

へっぽこ「わかりません」

男「ほら、しんとか…わからない?」

へっぽこ「わかりません」

男「まさだよ??」

へっぽこ「わかりません」

男「はるだよ???」

へっぽこ「わかりません」

 

男がガチャっと電話を切った。

さっそく地元の警察に電話を入れた。

しばらくして男性署員が応答した。

今しがたの妙な電話の一連の流れを説明した。

「いたずらか詐欺でしょう」「ぶどうは今流行っていますからね」とのことだった。ぶどうはいまがシーズンだという意味だろうか。

同じパターンの電話がかかってきたケースがあるのか尋ねると「いやーぶどうはないですね」。

他の果物ならあるのだろうか。気になったが署員の手短に済ませたいんですけどオーラが感じられたので尋ねるのはやめておいた。

「それだけ対応したのでもう掛かってこないとは思いますが気をつけてください」

はいわかりました、と答えて電話を切った。

 

「ぶどうって聞いたからちょっとうれしくなっちゃった」と無邪気に母はのたまった。

ぶどうなら今シーズンは大枚叩いてシャインマスカットを数回買ってきたではないか、母よ…

明日買いに行くかな、ぶどう。

ニッチョビ。

ツイッターで知ったキューライスさんの『スキウサギ』。

本が出ているというので近所の書店で注文したのが昨夜手に入る。

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ピンクのスキウサギが無邪気にやりたい放題やっている。

本の作りはオール天然色で紙がしっかりしていて頼もしい。

西友モンドリアン豆腐小僧、磯貝さん(中川いさみの『ポジャリカ』に「磯貝さん」ってひとが出てきてたな)、家元などなど地味にキュンとくる小ネタ満載であった。

日曜日になると「ニッチョビニッチョビ〜」ってやるスキウサギはまだ出てこなかった。

二巻目にいるんだろうな。

早く出ないかな、二巻目。

やっぱり紙で読むのはいいな。

挨拶される。

最寄駅の周辺を歩いていた。

道路の向かい側をわたしとは反対の方向から歩いてきた女の人が満面の笑みで挨拶してきた。

ぱっと見の印象は、小学校高学年から中学一年あたりの息子などがいそうなお母さんといった風情であった。

「あ、こんにちは」

とわたしも咄嗟に挨拶を返した。

通り過ぎてからわたしの後ろにも誰かが歩いているのか確認をした。

誰もいない。

やっぱりわたしに挨拶をしていたのだ。

誰だったのだろう、あの人。

わたしの記憶の中には見当たらない。

第一、知り合いを覚えきれないほど盛んな交流をするタイプではない。

ひょっとしたらわたしの守護霊にでも挨拶したのだろうか。

または平行世界では知り合いなのかもしれない。

それかあの人が勘違いをしたのかもしれない。

時々、町中で誰彼ともなく挨拶している自由な風体のおじさんに出くわすこともあるが、そういうタイプとは明らかに違いそうだ。

誰だったんだろうなぁ、あの人。

実践・超日常英会話。

学習参考書の老舗の学研から出版されている。

英語表現と大切な知識が同時に頭に入るスグレモノである。

フラッシュ太郎で基礎英語をマスターしたあとはコレだね!

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悪夢を見たあとは静養しなくちゃね。

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守護霊に惚れてプロポーズするケースもあるんだろうね。

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あぶないあぶない!契約期間はきちんと確かめなくちゃね!

[参考 :フラッシュ太郎]

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