rumipianoのへっぽこるみ日記。

即興ピアニストrumipiano(岡本留美)のブログです。日々のつれづれ、脳内日記(創作日記)、演奏会情報などを載せています。YouTube公開中(『youtube rumipiano』で検索)。ホームページは「rumipiano ホームページ」で検索するとご覧いただけます。お問い合わせはrumipianosokkyo@gmail.comまで。

マキタスポーツの涙。

BSの番組『ザ・カセットテープ・ミュージック』。

スージー鈴木とマキタスポーツが主に70年代から80年代の歌謡曲やニューミュージック時々洋楽を独自の視点で分析する内容だ。

 

ある回でことの前後の流れはよく覚えていないのだが、スージー鈴木が「あの頃はラジオから自分が知らない曲がたくさんかかってそこからたくさんのことを学んだけど、今はそんな文化もなくならつつある」というようなことを熱弁していた。そしてそれを聞いてマキタスポーツが目に涙をためていた。

 

そういえばそうだったなぁ、とわたしも思った。

ネットもスマホもない時代。

テレビやラジオや紙の媒体や周りの人が情報源だった。

たまたま聴いていたFMから荒井由実の『雨のステイション』が流れた時は大慌てでデッキに空のカセットテープを入れてテレビのスピーカー(左右の長細いスピーカーがテレビを挟んでいてしかもラジオも聴けておまけにテレビの上にターンテーブルがあってレコードも聴けるというゼネラルの商品)にデッキのスピーカーをくっつけて息を詰めながら録音したのを覚えている。

またあるときはFMから流れてきた洋楽のタイトルを知りたくてラジオ局に電話で問い合わせたらビリー・ジョエルの『Just the Way You Are』だったり。

ジャズを知ったのもラジオでだった。

ジャズヴォーカリストの金子晴美(だったかなぁ)がパーソナリティを務めていた番組があってそれを夜更けにウットリと聴いていた記憶がある。中学の時だったろうか。

 

懐かしいな。

 

 

 

デジャヴ。

片山杜秀『音楽放浪記 日本之巻』を読んでいたら、皇紀2600年奉祝祭典の話が載っていた。

 

「…一九三六年のベルリンの四年後のオリンピックの開催地は、たくみな外交が功を奏し、東京に決まった。同年には同じ東京で、万博も開催予定だった。皇紀二六〇〇年の日本は、世界中からの来賓と観光客でいっぱいになるはずだった。ところが、日中戦争の泥沼化とヨーロッパの戦争で、なにもかもご破算になった。」

 

一瞬今とダブった。

ソコヂカラ その二。

スマホの充電が気づくと赤い危険水域になるために試しにネットで見つけたバッテリーリセットの「儀式」を執り行ってみた。

確かにあんな風にすいすいと危険水域に達することはなくなった。

 

今日会った知り合いのスマホもこのところすぐ危険水域になるらしく「充電コードを持ち歩いてるの」とバックからコードを取り出して見せてくれた。そして「スマホ使用が2年を超えたユーザーに機種変しろとばかりにそうやって携帯会社が仕掛けてるらしいよ」と教えてくれた。

 

携帯会社陰謀説。

なんとかしてくれ、意識高すぎたかすぎくん!

神木隆之介君には罪はないけどね。

愛は条件反射。

ピコちゃんから愛をもらってウハウハしていた。

 

「ピコちゃんがエサくれたよ!!反芻してでろでろくれたよ!やさしいねぇ」

と言ったら

「それは条件反射だよ」

と言われた。

なるほど。

愛は条件反射。

ソコヂカラ。

スマホのチャージ残量が赤い表示になってしまう。

そんなに時間経ってないのになぁ。

 

バッテリー状態を調べてみたら「91%」だ。

継ぎ足し充電をしすぎるとバッテリーが劣化したりフルチャージの感覚を誤認するようになるらしい。

メンテナンスの方法を検索したら出てきたのでそれに従ってメンテナンスを実行中。

 

①充電を100%にする

②二時間置く

③使い切る

④五時間置く

⑤充電する

 

というものだ。

ちなみに今は③の段階。

昨日の午前中に「赤」の表示になった。今はその翌日の朝だ。まだ使えている。

こんなにバッテリーにソコヂカラがあったとは…そんなこともつゆ知らずちょっと減るたびに充電をしていた。本来は20%くらいになったら充電してあげるくらいでいいらしい。

バッテリーを見くびっていた。

愛をもらう。

愛をもらった。

たくさんもらった。

あったかかった。

 

セキセイインコのピコちゃんがでろんと反芻して大事なごはんをわたしの顔中にくれたのだ。

でろんでろんでろんでろん、と。

こんなにでろんでろんくれるピコちゃんの愛を受け止めきれない自分がもどかしい。

反芻してくれたごはんを食べられるくらいわたしの愛も深まらないものか。