夏休みが終わる。
あー、明日から始まる…ってどよんとしてしまうのはこどもだけではなくおとなもいっしょ。
こどももおとなも行きたくなるような場所になればいいのにね、学校とか会社とかね。
あたまのてっぺんからあしのさきまで緊張の柱のような何かが貫いて眠れない。あーやだやだ。やだすぎる。寝つけない。
でもところどころ寝ていたようで、ところどころで夢を見る。
キリンジの堀込高樹がお天気空の下、物干しで洗濯物を干している。「わあ、高樹さんだ!」とトキめいた。「おはようございます!」とニコニコして挨拶をしたら、高樹さんは洗濯物を干しながら「おはようございます」とフレンドリーな笑顔で返してくれた。
それからよくわからないが高樹さんと台湾だか香港だかに行くことになった。旅行会社のカウンターに一緒に行った。「この日程で行きたいのですが…」と高樹さんが言うと、わたしはその日が仕事の日だとその時点で気づき、「あ、仕事で行けないです」と言って…夢は終わってしまった。「ああ、なんで、あんな楽しいところで仕事なんかを優先するんだ」と更に夢の中で歯噛みした。
その後は半分覚醒しながら体の正中に例の緊張感が漲っている傍らをキリンジの曲があれこれ流れて行った。
あんなに苦しい時に夢に高樹さんが出てきてくれて本当によかった。ありがとう。