へっぽこるみ日記。

毎日毎日日が暮れる。半期に一度の即興ピアニストのつれづれ。

末代。

末代…家系の末裔。まつだい。

女の人の名前にもありそななさそな、といった字面でもある。「まつよ」さん。

「そんなことしたら末代まで呪われる」「そんなことしでかしたら末代までの恥」などと使われるらしい。

どこかでこんなことを読んだ。

妙齢を過ぎても結婚していない息子と母親の会話。

母:「こんな歳まで結婚しないなんて末代までの恥だわ」

息子:「俺が末代だよ笑」

 

なるほど!絶対誰かが末代になるわけだ。

しかし「お前が末代だからしっかり頼んだよ」などと家長から直々に勅命が下るわけではなさそうだ。

振り向いて気づいたら「あれ、ひょっとして末代じゃん」という感じなのだろう。

 

もしかしたらわたしは末代なのではなかろうか…と感じ始めた今日この頃。弟がいるが彼は生まれながらの自閉症スペクトラム(とかいうのかな、昨今は。弟とは話をしたことがない。話せないからね。でもいろいろわかってるんだよね、いろいろ。)でそういった人間塗れな社会的なものを逃れている。

結婚や子どもというのは自然にできるものだと思っていたがどうもそうは問屋が卸さないらしい、わたしの場合。

恋愛はまあいい。しかし結婚したい、とか、子どもがほしい、とかといった憧れや願望を小さい頃からは持ったことがほぼなかったのではないか。

そういったことは相当に大変そうだな、と身近な例を目にして思っていたフシがある。

フルタイムでバリバリ働きたい、といった意思も持ったことがない。

そういったことは相当に疲れそうだな、と身近な例を目にして思っていたフシがある。

自分の人生時間をなるべく自分のために使って人生を消化してみたいと思っていた。

中学校の卒業アルバムの表紙の裏に何も書いていないページがある。そこにクラスメイトからの寄せ書きがいくつか書いてある。その中のひとつが「この孤独愛者め!!」である。今読むとなかなか秀逸なコメントである。

なんとなくそんな風情を中学生の分際でも醸し出していたのだろうか。全国の末代の方々にもそんな感じだったのか機会があったらぜひ聞いてみたい。

末代には末代なりのお役目もある。

自分の親の面倒を見たり親に見られたらすることだ。それは大事なお役目だからいろいろ思いながらも最後まで責任を持ってとりかからなくてはならない。

その他は自分の世界を掘り下げて地味にいろいろ発掘する作業をしながらぼちぼち働いたり働かなかったりするくらいだろうか。

全国の末代はどんな毎日を送っているのだろうか?