へっぽこるみ日記。

毎日毎日日が暮れる。半期に一度の即興ピアニストのつれづれ。

もっと動物だったころ。

薄ぼんやりとしてしまう、ひんやりとした曇り空。

うずうずしてしまう、台風の雨風が強まる頃。

魂が心もとなくなってしまう、春風。

お腹の底がじんわりしてしまう、突然の雨に降られた時。

 

自然のふとした場面でとても原始的な感覚が訪れる。

今日もそんな陽気。

ああ、哺乳類。

そういえば5歳くらいまで哺乳瓶を離さなかったんだわたし。

そのせいか永久歯になっても前歯の隙間が若干広い。おまけにビーバーの歯、とか言われる退化(進化)途中の小さい歯が左右の大きめな前歯のそれぞれの隣に寄り添っている。もしかしたら隙間は哺乳瓶のせいではなく退化途中の歯のせいかもしれない。その周辺には歯茎の中に入り込んで表沙汰になっていない過剰歯も潜んでいるのが数年前に発覚した。

さて、哺乳類、じゃなかった、哺乳瓶。

さすがにそろそろ離れさせないと、と思った母はいろいろ試したらしい。それでもわたしは離さなかったという。そんなこんなしていくうちに愛用の哺乳瓶の吸い口がボロボロになってきた。そこで母は新しいものに変えた。それがわたしと哺乳瓶の決別の時となる。その新しい吸い口のゴムがなんとも臭くてまずかったのである。

もういらない、と言ってゴミ箱に捨ててしまったらしい。そのころはまだゴミの分別収集などという時代ではなかったから、おそらくまるごとポイと捨ててしまったのだろう。

哺乳瓶には何を入れて飲んでいたのだろう?

バフバブ赤ちゃんのころは粉ミルクとか入れてたのだろう。粉ミルクがマズいと思い始めるのは何歳くらいからなのだろう。それからポンジュースとか節約ではなく専ら健康のために母によってひどく薄められたカルピスになっていった。牛乳は入れた時期もあったが、牛乳はそもそも牛の赤ちゃんが飲むものだし「牛乳を飲むと色が白くなるのよ」と母に言われ色黒なのを悩んでいた幼稚園時代のわたしは毎日浴びるように飲んだが飲めども飲めども一向に白くならず「白くなんないじゃん!」と母に抗議すると「牛乳なんかで白くなるわけないでしょ」と言われた思い出があるなどでわたしにはどうも飲めない。とれたての牛乳であろうとなかろうとダメである。その繋がりがどうか定かではないが、牛肉もあまり得意ではない。豆乳はとうふの赤ちゃんは飲まないからわたしでも飲める。

 

話が飛んだが、もっと動物だったころ。もっともっと哺乳類だったころ。

そんなころに戻ったみたいな。