もうすぐハロウィン。
ハロウィンがこれほどまでに定着するとは全く思っていなかった。
昨日の新聞の折込広告にスーパーのチラシが何枚か入っていたのだから、クリスマスやお正月準備くらいの盛り上がりを見せている。
ハロウィンを素通りするのに労力がいる時代がもうそこまで来ている。
今日は友人の結婚披露宴に出席してきた。久々のおめでたいフォーマルな場にドキドキ。ハレの場でのフォーマルな服装もわたしにとってはハロウィンの仮装ぐらいの緊張感を伴う。
台風近づく雨降りの中をフォーマルコスプレをして、耳に突っ込んだイヤホンからキリンジを流しながら平静を保ちつつ日比谷のホテルまで出かける。ああ、ちゃんとお行儀よくできるかな?ナイフやフォークできちんとごはんが食べられるかな?たしか外側から使うんだっけな?いざとなったらぜんぶフォークで食べちゃえ食べちゃえ。
ロビーには国際色豊かな老若男女がわんさかいた。さすが老舗のホテルだ。
会場へと向かう。
トイレで一呼吸置く。
姿見やら色々整った個室である。
さすがだ。
披露宴は終始温かく素敵だった。
こんなに想いの詰まった披露宴は初めてだった。みんなが純粋に楽しんで喜んで祝福しているからだろう。
隣に座ってたともだちが「こんなにナイフとフォークが並んでるの久しぶりだよ」と無邪気に言ってくれたのでホッとする。
お食事もおいしゅうございました。
新婦の友だちから丁寧に生きることの大切さを感じた。愛情を感じる丁寧さ。
自分の周りの人々や物事に丁寧に接するということ。
どちらかというと、自分は丁寧にというよりは直感的にさばくように生きてきたからなぁ…
そういえば中国の卓球選手に「丁寧」って名前の人がいたような。
これから少しずつ心掛けてみよう、丁寧。