へっぽこるみ日記。

毎日毎日日が暮れる。半期に一度の即興ピアニストのつれづれ。

内藤にはならなかったけれど…

中居正広氏が、美容院で勧められた新しいカラーリング剤で内藤大助の試合後のような顔になったらしい。病院でステロイド剤を処方され元に戻ったらしい。

 

これにはわたしも心当たりがある。

頭の右半分にだけ白髪が現れるのでカラーリングをしている。

2年ほど前になるだろうか、行きつけの美容院でいつものようにカラーリングをしてもらっていた。

「このままタイマーが鳴るまでしばらくお待ちください」

と、スタイリストはカラーリング剤を塗布した頭をホイル包み焼きのようにし、タイマーをセットして姿を消した。

鏡に映るホイル包み焼きをぼんやり見ているうちに異変は起きた。

頭皮の裏側がゾワゾワゾワゾワとしてきた。

なんだなんだなんだ?!?!頭皮の内側に大量のこびとさんたちが発掘作業でもしているのか?

ま、すぐに収まるだろう、と正常性バイアスを最大限に張り巡らせ時を待った。

しかし、事態は悪化する一方だった。

次第にゾワゾワにチクチクチクチクがトッピングされた。

ゾワゾワチクチク…

そして更に熱感がやって来た。

ゾワゾワチクチクメラメラメラ…

頭皮が破裂しそうだ。

これは尋常ではない。

スタイリストさんを呼ぶ。

「頭がチクチクしてものすごく痛いんですけど」

「どうしましょう?取りますか?取ってしまうと染められないのですが…」

「…じゃ様子見てみます」

正常性バイアスに未だかかったまま、タイマーのアラームを心待ちにした。

どうやら心拍数も上がってきたような感覚に陥った。気が遠くなる。このまま倒れるかもしれない。救急車のサイレンが耳に浮かんだ。

ピピピピピピピ…

タイマーのアラームが鳴った。

あー早く水で流してこの苦痛から解放してくれ…

 

シャンプーをしてもらって鏡の前に戻った。

ああ、これでまた生きていける。

放心状態だけが残った。

 

これを機にオーガニック系の美容院に変えた。

値は張るけれど背に腹はかえられぬ。

今のところあのような惨劇はなく、平穏なカラーリングにありつけている。

 

中居氏とはほぼ同年代。

体質も変わる時期。

今まで問題のなかったものが合わなくなり始めるお年頃なのだろう。