へっぽこるみ日記。

毎日毎日日が暮れる。半期に一度の即興ピアニストのつれづれ。

車とギター。

車が運転できたらいいなぁと思う。

そしたら滝とかダムとかにすぐに行けるのに。

好きな音楽を車内に流してスイスイ好きな場所に行けるのに。

 

車の免許は持ってる。

マニュアル免許が基本の時代。

教習所では当時は教習を受けるたびに、教習簿といわれるものにスタンプを押してもらうシステム。

第1段階の「右折」の項目。

右に曲がる前にどうしても車を右に寄せられないのである。ここで6時間ダブった。

第2段階以降もぼちぼちダブって、仮免の試験もダブった。(路上は不思議と試験も一発合格。ちなみに運転免許試験場で受けた筆記試験も同様)

そんなこんなで教習簿のスタンプ欄がみるみる埋まった。講習時間が総計で45時間に上った。

「教習簿が2枚目に行かなくてよかったね」と受付のダミ声のおばちゃんに言われた。ポイントカードとはちがってスタンプは少ない方がいい。

「運転免許証は証明書として使うだけにしておいた方が無難だ」と教習所の先生に言われ、自分でもそうだなと思った。

そういえば、路上教習で公道を走っている時に「ああ、この前後の車たちの流れに沿ってこのまま運転していないといけないんだな」とふと思って息苦しくなったことがある。

教習所を出て以来今まで一度もハンドルを握ったことはない。

免許取得は大学2年の時なので20歳ぐらいの頃。

この年齢であれば教習所で平均27時間くらい教習を受ければ取得できると言われていた。

それが45時間もかかったのである。

いまでも時々車の運転をしている夢を見る。

ああ、専属の運転手が欲しい。

 

ギターが弾けたらなぁと思う。

 

コードはわかるのにコードのポジションがどうしても覚えられない。

ピアノとなにがちがうって、同じ音がいろんなポジションで出るところが決定的にちがう。

ピアノは音と鍵盤の関係は一対一なのでシンプルだ。頭の中で音の構成がわかっていれば鳴らしたい音はすぐに出せる。

一方、ギターは「ん?この場合どっちのポジションを使うんだ?」といちいち考えなければならない。これがもどかしい。頭の中にはすでに出したい音がスタンバイしてるのというのに。

ギターが弾けたら持ち歩いてどこでも弾けるしいいのにな。ピアノは持ち歩かないからな。ロールピアノじゃ役不足だし。ピアニカはピアニカだし。

かといってギターを弾いている夢は見たことがない。

専属のギタリストもいてもいいけどいなくても今のところはやっていける。

 

車を運転する人もギターを弾く人もあんなにも見かけるのになぜわたしには出来ないのだろう?

なにかが決定的にかけているのだろう。