へっぽこるみ日記。

毎日毎日日が暮れる。半期に一度の即興ピアニストのつれづれ。

民族大移動。

誰の記憶なのだろう。

いつの記憶なのだろう。

遠い昔に見た映画のシーンなのだろうか。

 

先日の演奏会の時にお客様からいただいたイメージのリクエスト…「民族大移動」。

次々と画像と音が浮かんだ。

荒野を行く人の群れ。

夕日に向かって歩みを進める。

沈む間際の夕日の強い光。

訪れる暗闇。

群れは止まる。休息の時間。

星も見えない夜。

いつ何者が迫り来るとも知れない恐怖の中で浅い眠りにつく。

不意に群れが襲われる。

ただ戦う。死なないために。

そしてまた進み続ける。

やがて来る平穏を夢見て。

 

これまでのリクエスト即興は、言葉から音をイメージしてきた。そしてこの日も。「民族大移動」を弾く前までは…

不思議な体験だった。