rumipianoのへっぽこるみ日記。

即興ピアニストrumipiano(岡本留美)のブログです。日々のつれづれ、脳内日記(創作日記)、演奏会情報などを載せています。YouTube公開中(『youtube rumipiano』で検索)。ホームページは「rumipiano ホームページ」で検索するとご覧いただけます。お問い合わせはrumipianosokkyo@gmail.comまで。

無限意味地獄。

『幻の湖』というタイトルのCDを手に入れる。

HMV立川店の奥の方に「幻の湖」というコーナーがある。そこに因んだタイトルらしい。

アンビエントニューエイジ〜バレアリックの潮流を鮮やかに捉えた珠玉の14曲をコンパイル…」と、帯には書いてある。

個人的にはこれまでまったく手を出したことのないジャンルだ。

 

この『幻の湖』というコンピレーションアルバムがなんとも心地よいのである。

意味が入ってこない心地よさ、とでも言ったらいいのか。

ただ音に耳を傾ける。

メロディが入ってこないのが楽だ。

意味が入ってこない、とでも言ったらいいのか。

 

ああ、知らないうちに意味に疲れていたんだな、音の世界でも。

言葉の世界ではよく疲れている。

そんな時はシュールな本やシュールな漫画やシュールな絵を見ると、息苦しさからひととき解放されたりする。

それが音の世界でも起きていたとは…。

大発見だ。

 

ただ音に委ねる。

耳を、意識を、全てを。

そうしていることも意識しないほど自然に。

 

…ってまた新たな意味づけをしちゃいないか?!