ロッテのラミーチョコ。
バッカスとかカルヴァドスのほうが中にお酒の原液が入ってるからそのほうがいいし…とずっと思っていたのでラミーには手を出していなかった。
バッカスを買いに行った時、ふと魔が差して「まあお前もついでに連れてってやるよ」といった感じでラミーも買ってみたのである。
家に帰りバッカスのパッケージをみると右上に「洋酒チョコレート市場売上第二位」と書いてある。
二位だと?
バッカスくんが一位じゃないのか?!
するとだれだ、一位は…
まさかな、と思いながら念のためラミーのパッケージを確かめてみるとなんと右上に「洋酒チョコレート市場売上第一位」とあるではないか。
なんだ、お前が一位だったのか?!原液も入っとらんのにか??
ならここは一位の実力を見せてもらおう。
ラミーを手に取り中身を取り出す。バッカスは一粒ずつ入っているがラミーにはバーが二本入っている。
なるほど、バーときたか。
バーは四等分だか五等分になるようになっている。
まずひとかけらを食べる。
うまい!
うますぎる!
十万石饅頭もびっくりだ。
あとは気づいたらバーが一本なくなっていた。
もう一本も食べてしまいたい衝動に駆られたがやっとのことでこれを抑えた。
翌日、もういてもたってもいられず朝食後にバーを口にする。
キューっとくる感じがたまらない。
むしゃむしゃ一本食べてしまった。
なるほど、これが一位の実力か。やるじゃねえか。
メルティーキッスからも同じようなのが出ている。アルコール度数がラミーが3.7%にたいしてメルティーキッスは3.8%と書いてある。さらに強いのか!心が高鳴る。
食してみたが残念ながらラミーほどのパンチがない。
メルティーキッスが平成の味とするとラミーは昭和の味だ。ねっとりと濃い。なんとなく赤いビロードの椅子が想起される。
「ラミーチョコ 中毒性」で検索してみると、全国に中毒になっている人々がいるようだ。
ラミー、恐るべし。