クリス・コナーの声が響き渡る。
東京郊外のフレッシュネスバーガー。
仕事帰りに夕ご飯。
初めてフレッシュネスバーガーに入ったのも東京郊外の店舗だった。そこの店は今はもうない。
クラシックバーガーを頼んだ。
店員さんがお席まで運んできてくれたバーガーをほうばった。
素材の味がした。
というか、素材の味しかしなかった。
おお、これがクラシックの味なのね…でもやっぱりいつものケチャップやらなんやらの味がついた方がおいしいなぁ…と思いながらなんとも言えない気分で食べ終えた。
店を出るのに食器を戻すコーナーへと向かった時に調味料の一群を目にした。
ケチャップの赤いチューブ、マスタードの黄色いチューブ、そのほかタバスコやらカラフルなインコのラベルの調味料などが並んでいた。
なんだ、自分で味付けしながら食べるんだったのね…
今日は注文したクラシックバーガーと一緒に赤いチューブと黄色いチューブを店員さんが持ってきてくれた。
タバスコやらパラベーニョなどのコーナーは予めチェック済みだったので、早速そこに向かってめぼしいものを取ってきた。インコのラベルのはそこにはなかった。
今回のクラシックバーガーは一味ちがう。
なんてったって味がついてるからね。
ヤミーヤミー!