映画館にインコがいたよ!
『ザ・ファブル』の映画のコマーシャル。
観たのは『新聞記者』。
ホラー映画よりはるかに怖かった。
こんな世界がすぐそこにあるんだよきっと。
中でも怖かったのが外務省から内閣情報調査室に出向している松坂桃李のボス役の田中哲司。
あまり(わたしは)見たことのない役者さんたちがみんな役柄に徹しているからこれまたリアルでリアルで…
ラストシーンでは桃李くんは朦朧としてしまう。
精神的に追い詰められたのだろうか?
それともボスに記憶喪失するような薬でも盛られたのだろうか?
あのまま横断歩道をぼんやり歩いて車にぶつかったりしてしまうのだろうか…
誰か(一人なのか団体なのか分からないけど)の理想の「国」にするためにグイグイ推し進めていく力が働いていろんなものがその中に押し込められて嵌められていく。
こまるよね、そういうの。
窮屈なのはイヤだ。