長い間お世話になっていた病院が閉院することになったり、よく行っていた洋服屋が撤退したり、Windows7のサポートも終わったり、ノザキのコンビーフ缶も巻いて開けるタイプが生産終了になったりいろいろと時の流れを感じさせられる今日この頃。
周りの人も年取ってきた。
そして自分も年取ってきたなぁとつくづく感じる。
どちらかというと新しいものにすぐ食いつくタイプではない。
スマホにしたのもたしか三、四年前。
それにしてもこのところの追い立てられるような変化にはほとほと疲れる。
2020年になっただけなのになぁ。
紙幣や硬貨が使えなくなる日も遠くないのだろう。
本も無くなっちゃうのか?
CDもか?
地下組織だか大いなる存在だかわからないが指令でも来ているのだろうか。
「新しくなってわー楽しい♪」という軽やかさのある人たちが文明を進めてきたのだろうなぁとは思う。
電気だって昔はなかった。
電子レンジだって昔はなかった。
携帯電話だってなかった。
自動改札だってなかった。
多分わたしみたいなひとが世界の覇権を握っていたら電気も電子レンジも携帯電話も自動改札も出現しなかっただろう。
時間をかけて火を起こし、のろしで連絡を取り合い、ハサミで切符を切っていただろう。いや、電車そのものがなかったかもしれない。