東京都が今週末の不要不急の外出の自粛を要請した。
オリンピック・パラリンピックの延期が決まった途端に、だ。
本当はもっと深刻な状況なのではと勘ぐりたくもなる。
厚生省のコロナの感染者についての公表データも信憑性を疑問視する向きもある。
確かなことが何も伝わってこない感じはコロナ以前からのこと。
コロナがそれを顕在化しただけなのかもしれない。
そういう中で国民として生きていくのはなかなか大変だ。
個人の努力で避けられるものもあれば避けられないものもある。
4月から普通に学校が始まることも不安で仕方ない。
授業やその他、学校の活動には濃厚接触を伴うものが多い。クラスターが多発しかねない。
若者は重症化しない、というのもどうなのかと思う。
軽症の若者が高齢者に感染させることだって十分ありうる。
せめて5月の連休明けくらいまで様子を見たほうがいいのではと思う。
学校がないのも不安だが学校に行かせるのも不安だと思う。
ヨーロッパの状況を見てとても「日本は大丈夫」などとは到底思えない。
ウイルス対策は勝ち負けでもないし、根性論でなんとかなるものでも決してない。
肌感覚で危険を感じる。
肌感覚を無視して乗り切ろうというやり方にはどうも馴染めない。