たとえば『ちょうちょ』。
「ソミミー ファレレー ドレミファソソソ」
の「ミ」を半音下げちゃう(「ミ♭」)と…
ひらひら飛んでいたちょうちょがたちまちへろへろ飛ぶようになってしまう、かもしれない。
『かえるのうた』なら
「ドレミファ ミレド ミファソラ ソファミ」
の「ミ」を半音下げちゃうと…
笑顔で歌っていたかえるさんがたちまち神妙な面持ちで歌うようになってしまう、かもしれない。
『チューリップ』なら
「ドレミ ドレミ ソミレドレミレ」
の「ミ」を半音下げちゃうと…
晴れ晴れと咲いていたチューリップがヨレヨレと立っているのもやっとになってしまう、かもしれない。
『うれしいひなまつり』なら
「ソソソファ ソードラ♭ ソソラ♭ラ♭ソ ミ♭ーミ♭レ ミ♭ミ♭ソミ♭ レレミ♭レド」
の「ミ」と「ラ」の♭をとって「ミ」「ラ」にしちゃうと…ただでさえうれしいひなまつりがますますうれしさアップしてしまう、かもしれない。
「短調」=「暗い」「悲しい」というのはもとはというと西洋音楽の世界観。
さてさて、今日のYouTubeは『チム・チム・チェリー』のアレンジ。
よろしかったらどうぞ。