小学校6年生の頃だったと思う。
学校で精神年齢を測るテストとやらを受ける機会があった。
内容は全く覚えていないのだが、どうやら「20歳」と判定されたらしいことを母から聞いて覚えている。
普通は本人には伝えないらしいが、実年齢との差が大きかったので担任が保護者面談の時に心配して話題にしたようだ。
小学校6年というと、自分の場合は12歳だ。
実年齢12歳、精神年齢20歳。
数学的思考をあまり持ち合わせていないので分析の仕方がよく分からないのだが、とりあえずこの二つを思いついた。
①20-12=8
実年齢との差が8歳。
②20÷12=1.6666.....1.7
実年齢の1.7倍。
今現在の実年齢で考えてみよう。
半世紀ほど生きているので50歳としてみる。
①の計算だと50+8=58…58歳。
②の計算だと50×1.7=85…85歳。
還暦になった頃にはどうなるだろう。
①の計算だと68歳。
②の計算だと102歳。
昔から「落ち着いている」「大人っぽい」「若さがない」「初々しさがない」と言われて来たのはそのせいなのかもしれない。元が若くないのだから仕方ない。
元が若くなくて実年齢が低いのも周囲の誤解にさらされなかなかキツいが、その反対に、元が若くて実年齢が高いのもまたいろいろと悩ましいのだろう。