クリニックの待合室でAERAをめくっていたら公立学校の制服についての記事があった。
泰明小学校のアルマーニ制服騒動を取り上げた記事。それとの関連で都立高校で私服の学校と標準服のある学校が一覧になっていた。
標準服の欄に母校が載っている。
ん?
私服の間違いじゃないのか??
気になったので調べてみると、平成25年から標準服を導入したらしい。
何があったんだい、一体…
私服でゆったりのんびり自主自立で自由なあの尊い校風に何が起きたのか??
導入の経緯を調べてみたがよくわからない。
高校のサイトを見てみると「標準服」「校服」などの表現が見られた。
「制服」ではない。
儀式では「標準服」を着用しなければならないらしい。入学式や卒業式、始業式や終業式などだとすると年に何回も着ない。しかし購入は入学者の義務。安価ではないだろう。
親には「せっかく買ったんだから着て行きなさいよ」と言われるかもしれない。
学校側も儀式以外にだんだんと標準服着用義務日を増やしていくかもしれない。
そして徐々に標準服が制服化される日も来るかもしれない。
自由にするには大層時間がかかるが規制するのはあっという間だ。
せっかくここまで来たのにこのところ急激な勢いで窮屈な空気に満たされている。
窮屈好きが多いのだろうか、ひょっとすると。
戦前までの形状記憶か。
標準服のシャツも形状記憶か。