2019-01-01から1年間の記事一覧
耳もよく聴こえないし目も見え辛い。 精神も靄がかかったようだ。 本当に大変だ、生身は。 小学生くらいまでは全てが概ねすっきりはっきりしていたんだがなぁ… と、日々思っていた。 今朝のこと。 目覚めると、いつもと何かが違っていた。 視聴覚がとてもク…
今の時節は手指の先が乾燥してツルツルになる。 まるで指紋の凹凸が消えたかのようだ。 ピアノのキーを触っても脳にダイレクトに感覚がいかないので自分の指のような感じがしなくて困る。 指先の感覚がぼんやりすると頭もぼんやりする。 こうなるともう全て…
ちまめ(血豆)というのは体のいろんな箇所にできるものらしい。 手指をどこかに挟んだり唇を噛んでしまったりした時にできたことがある。 今回ばかりはちょっと参ったところにできた。 こんなところにもちまめができるとは知らなかった。 もともとその辺り…
今日はクリスマスイブ。 友人のピアノ教室の発表会のお手伝いに出かける。 駅ナカのコンビニでチャイ風味のチョコレートをコーティングしたくるみを購入しにレジにいくとガルボのチーズタルト風味が目に入る。これも一緒に購入。 「370円です」 「パスモで」…
ひさびさにユーミンのアルバムを聴き直す。 手持ちの16枚を積み上げて一枚ずつコンポに入れて好きな曲だけつまみ食い。 『曇り空』(まさに曇り空)、『晩夏』(晩夏の夕暮れの色、音、においが蘇る)、『不思議な体験』(宇宙人とコンタクトしたんじゃな…
いつもピアノの調律でお世話になっているカワイの方がカレンダーをもって挨拶に見えた。 カレンダーをまじまじと見ていると、「KAWAI」という企業ロゴの下にこう書いてあった。 「もっと伝えたい、感動を。」 これが普通に「感動をもっと伝えたい」という表…
「まだ若いんだから平気でしょ」 と言われ、 「いやいや、もう50近いんだから。縄文時代なら死んでるよ」 と返したり、 「血圧が高めで…上が150でさぁ…」 とぼやかれ、 「いやいや、そんな気にしすぎなくてだいじょぶよ。キリンなんか血圧が300だし」 と言っ…
日頃の生活の中で溜まったモヤモヤが年末のせいか膨らみすぎて塞ぎの虫を連れてきた。 そんな様子を見かねた頼もしきいとこが気晴らしにランチでもしよう、と言ってくれた。 いとことわたしの住まいの共通路線はJR武蔵野線。沿線の北朝霞駅近辺でカフェを検…
駅の近くにスナックがある。 だいたい昼間に店の前を通るので、シャッターが閉まっている姿しか見たことがない。 そのシャッターにいつからか手書きの求人広告が貼られている。 45歳まで。 やる気のある方。 といった趣旨のことが記載されている。 50歳まで…
ナチュラルチーズが健康にいい、と聞いたのでナチュラルチーズを食べるようになった。 チーズ商品のパッケージには「ナチュラルチーズ」とか「プロセスチーズ」とか書いてある。 プロセスチーズはいろんなチーズが混ざっていて、ナチュラルチーズはそうでも…
自宅の最寄駅に直結している商業ビルの中でのこと。 トイレに向かっていた。 まっすぐ行って右に曲がると奥にトイレがある、という配置だった。 曲がり角の近くを歩いている時、小学校低学年と思しき男の子二人とすれ違った。 「あ、この場面、見たことがあ…
土曜の昼下がり。 府中駅南口。 人類が滅亡しちゃったのかと思った。 伊勢丹去りし後。 夢の跡。 テナント料等を巡りビルの管理会社と三越伊勢丹ホールディングスが係争中、とのこと。 そもそもこのビル、半分はフォーリスという専門店街でもう半分が伊勢丹…
時々無性に空を浴びたくなる。 そんな時は多摩川に行く。 下河原緑道を南へ南へ歩くと多摩川だ。 土手のサイクリングロードを空を見ながら歩く。 ああ、空だ空だ。 ババーッと空が広がっている。 空は広いな大きいな。 青い空を思う存分浴びる。 宇宙を浴び…
細野晴臣が本の中で小さい頃に習ったピアノの教材の話をしていた。 バイエルは続かなかったけどメトード・ローズはおもしろかったという。 わたしはバイエルだったので、メトード・ローズには馴染みがなかった。バイエルの中の曲は今でも結構覚えている。 そ…
行きつけのスーパーマーケット。 今日は『ポイント10倍デー』だがなんだかで、いつも以上にお店の中がスーパーハイパーテンション。 クリスマスお菓子コーナーでは『埴生の宿』の電子音がヘロヘロ鳴りまくっている。 店内にはバロックもどきのような曲やらな…
渋谷のユーロスペースで細野晴臣さんのドキュメンタリー映画『No smoking』を観てきた。 10:00からのモーニングショー。 朝の円山町。 入口を少し歩いただけでなんとなくドキドキする。 客席は空いていた。 月曜だもんね。 二十人いたかな… 細野さんの音楽人…
幼馴染みのまきちゃん。 ある日突然転校してしまった。 小学校高学年のころだった。 のっぴきならぬ事情があったのだろう。 まきちゃんはおもしろかった。 クリスマスが近づくと盛んに 「メリークリスマス、ホッホッホー」とサンタクロースの真似をしていた…
ハリー細野(細野晴臣)とザ・ワールドシャイネスの『フライング・ソーサー 1947』を先日購入。 細野晴臣、60歳記念のアルバムらしい。 CDを包んであるビニールに貼ってある四角いシールに「空飛ぶCD(投げると飛ぶよ!)」 と書いてある。 投げてみたいが、…
最近家の中で手足をよくぶつけるようになった。 空間把握が鈍ってきたのだろうか。 まあ家自体が狭いのでぶつけるにはうってつけではある。 それにしてもよくぶつける。 手ならば指先や第一関節。 そして肘や膝も。 時々頭も。 何か対策はないかと思案してい…
ニューミュージックをコアに聴き始めたのは中学に入ってから。 それまではショパンを中心にクラシックを聴くことが多かった。 ニューミュージック、というジャンル名の由来はよく知らないけれど、多分フォークと対比して出てきたジャンル名なのだろう。 松任…
先日、親戚筋から「コリラックまんが出るよ」とお知らせが来た。 去年の「リラックまん」はなかなか出会うのに難儀した。 「抽選で当たった店舗にくるんですよ〜」と近所のローソンの店員さんが言っていた。 なるほど。 そういうシステムらしい。 近所のロー…
キューライスさんの『スキウサギ3』がもうすぐ発売だ。 キューライスさんの世界は縦横無尽にとめどない。 映画や落語や文学など造詣の深さが垣間見られる。 しかも料理上手と来る。 向かう所敵なしである。 『ネコノヒー』『スキウサギ』『チャチャ・チャー…
今年もまた岡田博美の演奏会に行く。 岡田博美というピアニストを知ったのは随分前のこと。 サントリーホールにラフマニノフのピアノコンチェルト第2番を聴きに行った。とにかくラフマニノフの2番をナマで聴いてみたかったのだ。 その時のピアニストが岡田…
先月6日の府中の森芸術劇場平成の間でのフロアコンサート来場者アンケート集計が担当の方から送られてきました。 とても丁寧にまとめて下さってありがたい限りです。 来場者アンケートが「上司の方も驚きの回収率」だったそうです。 ご協力いただいたお客様…
気になる語尾がある。 なので自身では使わないようにしている。 どんな語尾かというと… 「そうだね、みんな使ってるしね」 「やっぱしね」 「そうそう、誰だって知ってるしね」 …などのように使われるこの「しね」。 これがどうも気になる。 特に活字にした…
ラグビーワールドカップが開催されるということになって地元が浮かれ出した。 試合がある日は沿線がめちゃ混み。 PVのある日は近所がめちゃ混み。 寿司ネタのエビのような服を着た人たちがにわかに増殖する。 そんな気配を吸い取ってか頭や耳が鳴り始めた。 …
いつものように湯船にお湯を入れていた。 しばらくしてピピピピとお湯がたまったお知らせの音がした。 お風呂場の戸を開けると、大きな黄色いプラスティックのアヒルちゃんがちゃぽんと湯船に浸かっていた。 「あ、お風呂いただいてまーす」 「え、あ、まぁ……
空気がひんやりして、そのひんやりした空気が鼻から目から耳から皮膚から入ってくると心身が調子を崩す。 今年もそんな時節になった。 喉がぼんやりして鼻の奥がカラカラ痛い。 耳は詰まったり鳴ったりしている。 「このまま喉の腫れを放っておいたら窒息し…
BSで古いドラマを観ていた。 森光子とか竹下景子とかショートカットにしたてくらいの小泉今日子とかいかりや長介とかうら若き小林薫などが出ていた。 『おかあさん』というドラマ。 久世光彦だ。 冗漫なところが一つもなくつい最後まで見てしまった。 作り込…
来年のことを言うと鬼が笑う、と言いますが… 爆笑されるのを覚悟の上でお知らせさせていただきます。 来年の夏に東府中にある小さなサロンで即興を中心としたピアノソロコンサートを開催いたします。 音楽が生まれる瞬間に立ち会いながら聴く…そんな体験をな…