rumipianoのへっぽこるみ日記。

即興ピアニストrumipiano(岡本留美)のブログです。日々のつれづれ、脳内日記(創作日記)、演奏会情報などを載せています。YouTube公開中(『youtube rumipiano』で検索)。ホームページは「rumipiano ホームページ」で検索するとご覧いただけます。お問い合わせはrumipianosokkyo@gmail.comまで。

2020-01-01から1年間の記事一覧

今年も終わり。

2020年も終わり。 今年はよくわからないうちに大晦日が来てたなぁ… 病院の待合室でずっと待ち続けていたような一年だった。 ヒトにもトリさんにもブタさんにも感染症が拡がっている。 トリさんとブタさんは家畜。 アニマル・ウェルフェアという言葉をつい最…

真空管ラジオ。

テレビで『Youは何しに日本へ?』を観ていたら古いラジオ好きのオーストラリア人が出てきた。 そういえばうちにもあったなぁ、真空管ラジオ… 随分前に拾ってきたものだ。 押し入れから引っ張り出してきて久々に電源を入れてみた。 せっかくなのでYouTubeに番…

随分きょうだいがいるのね。

テレビのニュースを見ていた。 家人はテレビからは少し離れたところにいたが、テレビの音は聞こえていたらしい。 「随分きょうだいがいるのね!」 と徐に家人が言った。 ニュースではそのような話題は全く扱っていなかった。 「え?」 と聞き返すと、家人は …

あの頃をふと思い出す。

この先どうなるのだろう…怖くてたまらなかった。 テレビからは企業CMやバラエティやドラマなどそういう類いのものが消えた。 ラジオもしっとりしたクラシックを流していた。 そしてひたすら必要な情報を流していた。 そう、東日本大震災と原発事故が起きたこ…

なんのことない3分ちょい。

フランスの作曲家、プーランクの歌曲『愛の小径』をソプラノ歌手ベロニカ・ジェンズが歌うのをどこかで聴いて「いいなぁ」と思った。 アルバムをなんとか探して手に入れた。 何度聴いてもいいなぁ。 こんな歌が歌えたらいいのになぁ…とずっと思っていた。 し…

イブにこばなし。

今年は例年以上に訳の分からないうちに年末が来ていた。 さて今日はクリスマスイブ。 YouTubeは久々に「おはなしピアノ」。 おはなしは、このブログの「脳内日記 其の十九」を使ってみた。 クリスマスイブには多少合うんじゃないだろうか。 セキセイインコに…

冬至が過ぎると…。

12月22日の朝、目覚めると日差しが明るく空気も軽かった。 嬉しくなるくらいの明るさだった。 ああ、生きてるなぁ!と思った。 そう、冬至が過ぎたのである。 毎年、冬至が近づくにつれて空や空気や気分が重くなり致し方なくなる。 生きてるのだか死んでいる…

静けさ、再び。

師走のざわざわ感とコロナのざわざわ感とが混ざって世の中の気が落ち着かないせいか、静かなイメージを音にしたくなってしまう。 『原初の海にたゆたって』というイメージで弾いてみました。まだ微生物くらいしかいなかったころの海、と言ったところでしょう…

そらを紡ぐ。

入間まで個展を見に行った。 コロナの第一波以来、外出は最低限にしている。電車に乗っての移動は週に数回の通勤以外ほぼしていない。 西武線の入間市駅で降りて大きな道路沿いを行った。 道すがら吹き荒ぶ北風に閉口、ではなく、口を開きながら「寒い」「冷…

あくまでも個人の感想です。

天気予報士という言葉がメジャーとなって久しい。 天気予報士、という資格を取ったお姉さんやお兄さんやアナウンサーやタレントなどがニュース番組のお天気コーナーでキラキラした姿でお伝えしている。お天気キャスターという役職名もついていることもある。…

アムリタ〜オリジナル、ふたたび。

岩波少年文庫から出ている『インド神話』(沖田瑞穂 編訳)を読み始めた。 神様や悪魔などのお名前がなかなか頭に入らず難儀したが構わず読み進めていったら何となく面白くなってきた。 インド神話に「アムリタ」という飲み物が出てくる。 これを飲むと不老…

オリジナル。

今日のYouTubeは久々に曲を書いた。 自作アレンジ。 自作、といいながらきっと今まで聴いたものの中から記憶に残っている音楽とイメージを呼び起こして作っているのだろう。 即興で弾くのと書いて弾くのはまた違っておもしろい。 書くと何かとシンプルになる…

記念写真。

チョコボールの記念写真。 「ピーナッツ」「キャラメル」「いちご」のレギュラー陣に加えて「ラムネ」「ピーチ味」そして「ホットケーキ味」のみなさん。 そんなみなさんを並べて「くちばし」(金や銀のエンゼルがいるかもしれないところ)を一つずつ慎まし…

モンキービジネス。

ジョン・ケージの『プリペアード・ピアノ』という作品がある。 ピアノの内部に細工をして音を変えて弾いちゃうぞ、というものである。 ジョン・ケージといえば『4分33秒』という名曲がある。ピアニストが出てきてピアノの蓋を開けて4分33秒何も音を出さずに…

かえるだよ。

今日のYouTubeは『かえるの合唱』。 かえるのうたが きこえてくるよ♪…をアレンジしてみました。 ドイツ民謡なんですね、もともとは。 ただメロディを借りただけでほぼ別物になってしまったようです。 体に馴染んだシンプルなメロディをアレンジして広げてい…

困った時の…

だんだんと息苦しさが増している感じがしている。 コロナ以前からも既にあった。 循環器に何か起きているのだろうか… とかそういう身体的なものではなく、精神的なもの。 精神論がそこかしこで横行し始めたのだろう。 困った時の精神論。 国の中で、組織の中…

答え合わせ。

12月10日のYouTube、サティの『グノシエンヌ第三番』のtake1とtake2の音の間違え探しの答えです。 take1の2分26秒あたりに出てくるメロディ(A♭B♭CE♭=ラ♭シ♭ドミ♭)がtake2ではA♭BCE♭=ラ♭シドミ♭(2分15秒あたり)になっていました。B♭がBになるだけで雰囲気…

グノシエンヌの使い方。

「生感覚レンズってなにがいいんですか」 と綾野剛が隣の女性に尋ねる。 「せっかくだから歌ってみましょう」 生感覚レンズって〜なにがいいんですかぁ〜♪ …とピアノの前に座って二人で歌い出すCM。 初めてみた時は、というか、聴いた時の衝撃は忘れられない…

おやすみなさい。

いろんなところで なにかと ざわざわざわざわ 心がしてしまうのは わたしだけだろうか… ざわざわざわざわ… 時が立ては凪ぐのかな… 今日はあれこれ弾いてもしっくりこなくて困った。 goodnightpianoでようやくなんとかおさまった。 なんとか、ね。 ん…おさま…

ようせい。

「…ようせいが二人増えました」 と、テレビから聞こえてきた。 妖精だったらいいのになぁ… 陽性なんだよなぁ… ねぇ… なので…というわけではなく前々からこの曲を弾いておきたいと思っていただけのことで… 天使が野辺に来る曲をアップしてみました。 『荒野の…

Let's Chill Out!

このところどうも首から上の調子が悪い。 右半分が痛かったり左半分が痛かったり。 後頭部や耳の後ろが痛かったり。 目の奥が痛かったり。 眉毛の奥が痛かったり。 鼻の奥が痛かったり。 冷たい空気が目や鼻や耳から感じると始まるような気がする、毎年。 流…

ホワイトクリスマス。

この時期になると弾きたくなるのが『ホワイトクリスマス』。 いいメロディだなぁ、ほんと。 シンプルで素敵なメロディを思いつく人って本当にすごいなぁと思う。 今年はどんなクリスマスになるのかな… https://youtu.be/Owe1WXdfGY4

本日の出演者。

横尾忠則さんの『聖シャンバラ』の頭から出ているだか天から注ぎ込んでいるだかしているビームをイメージした即興をしてみた。 タイトルは『ミラクルレインボービーム』。 レインボーは勢いでつけてしまった。 実際はレインボーカラーではないのだが… 本日の…

濃い気配。

数日前、台所でごはんを作っていると左斜め後方に気配を感じた。 家人が昼寝から起きてきたのかと思った。 振り向くとそこには誰もいなかった。 思わず辺りを見回した。 誰もいなかった。 背は低い感じだった。 とても濃い気配を漂わせていた。 そしてとても…

静けさ。

どちらかというと静かなのが好きだ。 いや、どちらかどころではない。 静かな方が断然好きだ。 自然の中で人の気配が最小限…という静けさも好きだし、無響室のような気配のない静けさも好きだ。 ホッとする。 ほんとうにホッとする。 オーケストラがドバーン…

風のお医者さん。

『窓から見える 世界の風』(福島あずさ著 nakaban絵 創元社)という本には世界を吹くいろいろな風が載っている。 その本の中に「ケープ・ドクター」という風を見つけた。 南アフリカのケープタウンあたりを春から初秋に吹く南東から吹く強い風のことだそう…

人新世。

つい最近知った言葉。 人新世。 「ひとしんせい」または「じんしんせい」と読むらしい。 地質学の言葉。 ヒトの痕跡が地球の表面を覆い尽くした時代をいう。 洪積世など習った記憶が朧げにある。 今が人新世。 地球がこんなに使い尽くされた時代は過去にはな…

謎の物体。

「ユタ州 赤い砂漠に謎の銀の柱」というニュース。 この手の話にゾクゾクワクワクしてしまう。 どこかのアーティストが制作したのかはたまたどこかの星からやってきたのか… 野口聡一さんに聞けばわかるのかなぁ? https://youtu.be/-iE0WdyKgLU

チムチムチェリー。

長調のメロディを短調にするのはなかなかおもしろい。 たとえば『ちょうちょ』。 「ソミミー ファレレー ドレミファソソソ」 の「ミ」を半音下げちゃう(「ミ♭」)と… ひらひら飛んでいたちょうちょがたちまちへろへろ飛ぶようになってしまう、かもしれない…

孤独とハッピー。

孤独は創作のイマジネーションやインスピレーションになる。 けれども時として孤独はなかなか厄介でもある。 季節の変わり目などに寂しさをや心許なさを連れてくる。 孤独に押され誰かの上に夢を見ようとしても、結局は自分の中に夢があることに気づく。 自…