どちらかというと静かなのが好きだ。
いや、どちらかどころではない。
静かな方が断然好きだ。
自然の中で人の気配が最小限…という静けさも好きだし、無響室のような気配のない静けさも好きだ。
ホッとする。
ほんとうにホッとする。
オーケストラがドバーンと鳴っているなかの突然の休符による静けさはドキッとする。
大音量以上のインパクトがある。
これは静けさとはちがったものなんじゃないかと思う。
時々無性に静けさが欲しくなる。
聴力がそんなに良くはないのに音が耳につきやすい。
毎朝くしゃみが出るような鼻なのに匂いが鼻につきやすい。
機能と感覚は違うのかもしれない。
静けさを音で表す…というのも矛盾しているがピアノで静けさを弾いてみた。