丸善創業150周年の記念グッズのブックカバー。
中身もあわせてみました。
梶井基次郎の『檸檬』は新潮文庫版とちくま文庫版(『梶井基次郎全集』)がかつて手元にあった。
若い頃にはもろく儚げなものに異様に惹かれていてよくその手のものばかりを嗜んでいた。
もうこんなセンチメンタルなものは読めそうにないな…と10年前くらいに本の整理をした時に売りに出してしまった。
このブックカバーと出会って『檸檬』が懐かしくなって本屋に行って、眺めているうちに買ってきてしまった。
今の自分が読んだらどんなふうに思うだろう。
懐かしさの他に当時に感じたのとは違う味わいに遭遇するかもしれない。