『マツコの知らない世界』を観ていたら、オカルト雑誌ムーのことを石原まこちんが紹介していた。
方位磁針がクルクル回ってしまうゼロ磁場で有名な分杭峠には行ってみたいなぁとずっと思っている。
使っちゃいけない運転免許しか持っていないので自力では行けない。
車を出してくれそうなひともみんな疎遠にしてしまったので頼める人はいない。
行ってみたいなぁ、ゼロ磁場…と思って、「分杭峠ツアー」で検索してみた。
検索結果をチラホラ見ていると、「瀧原宮」という文字に出くわした。
あれ?
瀧原宮ってあの伊勢のかしら?!
どうもそうらしい。
伊勢市駅からJRに乗って「滝原」で降りて橋を渡ったりしてテクテク歩いて行くところだ。
熊野古道の入口だか出口だかある。
伊勢には遷宮より前になるが、取り憑かれたように行っていた時期があった。
初めて伊勢に行った時、名古屋から近鉄に乗った。
松阪を過ぎ、いよいよ伊勢の山並みが前方に見えてきた時どこからか「おかえり」という声ならぬ声が聞こえてきて目頭が熱くなった。
このところは年に一回行くか行かないかという感じになっている。
さて、瀧原宮。
ここにも二、三度訪れたことがある。
滝原駅は無人駅だったけど、今はどうだろう。
そう、その瀧原宮も実はゼロ磁場なのだった!
知らずに行ってたんだなぁ、ゼロ磁場。
行く度にしんと静まった、というより、鎮まった感じの印象を受けた。
また瀧原宮に行ってみたくなった。