全体的にフラットで、あまりピアノのキーを飛ばさずなるべく近場で音を動かして些細な変化を楽しむのが個人的には好きだ。
音で瞑想しているような境地になる。
こういうものは概して人にはウケない。
このギャップが面白い。
今日YouTubeにアップしたのはまさにそんな感じの曲。
『底流』
"Undercurrent"
英語のタイトルが先に思い浮かんだ。
ビル・エバンズがジム・ホールとのデュオを録ったアルバムのタイトルが"Undercurrent"。
それでこの単語を知った。
大地の下奥深くにある流れ。
ひとの心にもそんな流れの場所があるのだろう。