rumipianoのへっぽこるみ日記。

即興ピアニストrumipiano(岡本留美)のブログです。日々のつれづれ、脳内日記(創作日記)、演奏会情報などを載せています。YouTube公開中(『youtube rumipiano』で検索)。ホームページは「rumipiano ホームページ」で検索するとご覧いただけます。お問い合わせはrumipianosokkyo@gmail.comまで。

予々。

"Plus Fort Que Nous"、『愛は私たちよりも強く』。かねがねこの曲をやってみたいと思っていた。

初めにこの曲を知ったのは、山本達彦さんのコンサートでだった。

達彦さんがストリングスと一緒にピアノの弾き語りをしていた。

なんて雰囲気のある素敵な曲なんだろう、と。

フランス映画『男と女』の中に出てくる歌だ。

映画のサントラを手に入れ、さらに達彦さんのこのコンサートが収録されているアルバム『Beau』を手に入れ聴いてみた。

ピアノとピアニカの同時弾きもこのテンポなら忙しくないなと思った。

https://youtu.be/WjNbkVwhqLw

脳内日記 其の三十三。

今日の夕食はパスタにした。

ミートソース缶にするつもりだったが、気が変わってサバ缶にした。

まずみじん切りにした玉ねぎとにんにくをオリーブオイルで炒め、そこにサバ缶とグリンピース缶を追加してさらに炒め、塩コショウして醤油で味を整え最後にディールをいれて仕上げた。

あとはパスタを茹でるだけだった。

鍋に湯を沸かしたところまでは順調にいった。

パスタの袋をハサミで切って中身を取り出そうとしたらパスタがバフっとまとまって出てきた。

パスタのほぼ真ん中あたりが素麺のように束ねられていた。

パッケージには 

『結束パスタ』

と書いてあった。

スーパーで特売をしていたのでサッと買ってしまい気づかずにいた。

結束帯の部分を取り外そうとしたが固くて取り外せなかった。

なかなか結束が固かった。

やっとのことで外れた。

それを湯が沸騰した鍋に入れて茹でようとした時だった。

パスタがバラバラにならないのだった。

仕方がないのでそのまま茹でた。

茹で上がってもくっついたままだったので、細かく切ろうとしたが

「痛い」

「なにするんだ」

「放せ放せ」

と激しく抵抗された。

どこまでも結束は固いようだった。

やむを得ず纏まったままフライパンのサバソースに絡めそのままいただいた。

ちくわぶを食べているようだった。

 

夕食後、いつものように念入りに歯を磨いていた。

この歯磨きチューブを振って使うようになってもうどのくらいになるのだろう?

いつ出なくなるか出なくなるかと思いながら…

初めの頃は勢いよく振りすぎて蓋が飛んで中身がそこいらじゅうに飛んでいった。

徐々に慣れてきて振り具合の加減ができるようになって、今は大分熟練した。

近々「歯磨きチューブ振り方教室」でも開こうかと物件を当たっている最中だった。

それにしても果たしていつからこの歯磨きチューブを使ってるんだっけ…

「新しい歯磨き粉買ってきたわよ」と母に渡されたのが確か中二の夏だった。

母と喧嘩をしてしばらく口を聞かずにいたのだが歯磨き粉がなくなり渋々母に頼んだことをよく覚えている。

するとかれこれもう40年だった。

ここまで来たらあと10年は頑張っていただきたいと思った。

懐かしい音たち。

中学生の頃から馴染んでいた音の感じ。

そこばかりにいると世界が広がらない、と思いそこから離れていろんなところに行ってみた。

もちろんまだ行ったことのないところもたくさんあるだろう。

そして今、春先の懐かしさと切なさが入り混じったような気分の中で、馴染みの音たちに会いに行った。

https://youtu.be/axxNhEE1FVs

Meow!

今日は2月22日。

ニャン・ニャン・ニャン、でねこの日。

なのでネコにちなんだ即興をしてみました。

こういうのを俗に「あざとい」というのでしょうか。

よくわかりませんが、ネコは好きです。

野良猫に家に案内されたこともありますが、途中からけもの道だったので華奢ではない自分には通れず残念な思いをいたしました。

人様の飼い猫にはよく手を噛まれます。

人様のインコには評判が良いようです。

「こんな嬉しそうにしているインコ初めてみました」と言われることもありました。

インコと暮らしてかれこれ40年になるだけのことはあるのでしょう。

なのに去年の11月15日の「いいインコの日」にはインコに因んだ即興をするのを迂闊にも忘れてしまいました。

今年は失念しないようにいたしましょう。

では『ニャーニャー』をお聴きください。

「どこがニャーニャーだ!」とお思いになるのもご自由でございます。

https://youtu.be/NnaEHZcm6RA

ベタ、再び。

ドヴォルザークの『母の教え給し歌』。

これも美しい旋律だ。

ベタなのに…。

画家のピロスマニの映画のシーンを思い浮かべながら弾いてみた。グルジアジョージア)の田舎の風景を…

ピアニカとピアノのアレンジでどうぞ。

https://youtu.be/OcmCodq1C0o

苦悩は…。

「苦悩は歓喜への前奏曲である」とベートーベンが言ったとか。

今日、YouTubeに載せた『いとしい人の回りに』(原題 "Intorno all'idol mio)。

アレンジも演奏も完成するまで時間がかかった。

殊に演奏には難儀した。

イントロと間奏とエンディング以外は左手でピアノ伴奏、右手でピアニカ演奏をする。

なかなか忙しい。

やっとのことで収録。

https://youtu.be/bJNGrhF6vSY

都ファ。

都民ファーストの会、とかいう政治団体がある。

略して都ファ

 

会自体にはさして思い入れはない。

しかし「都ファ」という文字を見るたびに鳴ってしまう。

何が?

音が、だ。

ソとファ♯が頭の中で鳴る。

長7度の音程で。

もうすぐ1オクターブだ。

 

音程とは二つの音がどれくらい離れているか、ということだ。

ピアノなどの鍵盤で言うなら、ドとお隣のレは2度の音程、ドとミは3度、ドとファは4度、ドとソは5度…という具合だ。

都ファ」は「ファ」はファ、「都」が「ソ」を連想させるのだ。

ソとファ♯は、「ソラシドレミファ」の中で考えると7度、しかもファに♯がつく(半音上がる)から長7度。

ソファ♯〜。

 

だからなんだ、といえばなんでもない。

そんなお話をしてみました。

 

ではごきげんよう