セキセイインコのピコちゃん。
一緒に暮らすようになって5年ほど。
ケージの中にいるときは近づくとケージの入り口のパーチとケージの中に渡してあるパーチを行ったり来たり行ったり来たりしたり、ケージにしがみついてかまってアピールをする。
入り口を開けると出てきてお話ししたりする。
チュッチュしたり匂いを嗅いだり出来るが逃げ腰になることもある。まして、触ったり掴んだりしようとすると素早く逃げる。
親しき中でも警戒を怠らない。
手の中で仰向けに転がったりもしない。
カキカキもさせない。
またやたらめったら物を口にしない。
目新しいおもちゃなど見せてもまず逃げる。
そう、常に危険を察知しながらも飼い鳥を務めている。
コロナと暮らしていく際にはこういう警戒心が必要だと思う。
いや、これまでもそれくらいの警戒をしながらヒトという生物として暮らすべきだったのだ。
そう、オンライン化されようがコロナを克服しようがヒトはまだまだ生物なのだ。
生物としての謙虚さを自覚しながらヒトの世界を作っていかなければ先はないのではないかと思う。