rumipianoのへっぽこるみ日記。

即興ピアニストrumipiano(岡本留美)のブログです。日々のつれづれ、脳内日記(創作日記)、演奏会情報などを載せています。YouTube公開中(『youtube rumipiano』で検索)。ホームページは「rumipiano ホームページ」で検索するとご覧いただけます。お問い合わせはrumipianosokkyo@gmail.comまで。

脳内日記 其の三十六。

少子化の影響でもはやお墓の継ぎ手がいないことが問題になって久しい。

マンション型永代供養墓所樹木葬、散骨などいろいろ出てきたのもその影響だろう。

 

テレビをぼんやりみていたらこんなCMが流れた。「ニコニコ葬祭の『消葬』であなたのお墓問題を解決!」

しょ、消葬?

なんだそりゃ?

聞いたことないな?

なので早速検索してみた。

 

消葬、と入力してみるとトップで「ニコニコ葬祭」が出てきた。

制服姿の社員たちと喪服のモデルがニコニコしている写真がホームに載っていた。

なるほど、いかにもという感じ。

 

「『消葬』であなたお墓を問題一挙解決!」

という見出しをタップする。

「かつて日本の埋葬方法は『土葬』が主流でした。やがて土葬用地が少なくなると共に亡骸を遺骨にする『火葬』へと移行しました。

そして今、お墓の継ぎ手がいない等様々なご事情でお墓の心配をなさっている声を方々から伺っております。

そこで私どもは『消葬』という新たな形を提案いたします。」

 

ふうん。

 

「『消葬』とは一言で申しますと、跡形もなく残らず火葬する方法でございます。亡骸が残るタイプの従来の火葬よりも火力を大幅に上げ、溶解力のある薬品等を併用し、亡骸が残らないようにするものでございます。これでしたらお墓の心配も必要ございません。」

 

なるほどなるほど。

 

「オプションとはなりますが、ご希望でしたら喉仏等だけを残すことも可能でございます。」

 

確かに遺骨がなければお墓の心配をしなくても済む。

これは思いつかなかった。

何ならお位牌に手を合わせればいい。

もしかしたらこれからの主流の火葬方法になるかもしれない。