rumipianoのへっぽこるみ日記。

即興ピアニストrumipiano(岡本留美)のブログです。日々のつれづれ、脳内日記(創作日記)、演奏会情報などを載せています。YouTube公開中(『youtube rumipiano』で検索)。ホームページは「rumipiano ホームページ」で検索するとご覧いただけます。お問い合わせはrumipianosokkyo@gmail.comまで。

履歴書。

気になる求人があったので、応募するかしないかは不確かだけれど一応作っておこう…と思い履歴書を書いた。

最後に履歴書を書いたのはどうやら2007年のようだ。この履歴書も手元にあるということは出さずじまいだったのだろう。

その履歴書を参考に新しいものを作成したのだが、今や昭和、平成、令和と元号が三つに跨ってしまうので西暦で書いた。

学歴から書き始めた。学歴の殆どがなんだか遠すぎて実感が伴わない。とりあえず書き進めた。

震災や原発事故、コロナ禍が挟まったことで昔のことが更に遠くなって感じられる。

次は職歴。

職歴の中に「退職」の文字が三度登場した。

以前の履歴書にはただ「退職」と書けばよかった覚えがあるのだが、今時分は「一身上の理由により」とか「親の介護のため」とか何らかの事由をつけるのが習いのようである。

それぞれの「退職」の前に「一身上の理由により」と枕詞を置いてもよかったのだが、「一身上の理由」という言葉も今ひとつ煮えきらないので簡潔な説明の言葉を置いた。この方が仮に面接という段になった時にも採用側も応募側もまだるっこしくなくていいだろう。

一通り書き終わってびっくりしたのは字体の変化であった。

2007年の履歴書の字は筆圧が強くピシッと並んでいる。それに引き換え2022年の字は些か呑気で気まぐれな風情がある。

歳をとるのも悪いことばかりではないのかもしれない。

 

(後日談)

退職の前に置くのはやはり「一身上の都合で」という枕詞にしてみた。

そして、西暦も求人先のサイトを見てみると記事の中の年月日が元号表記になっていたので元号にしてみた。