公益財団法人ふちゅう文化振興財団と共催の「フロアコンサート」の参加団体説明会に行ってきた。
年4回開かれるもので、出演者募集をしていたのでエントリーシートと音源で応募したら選考された。
こういう公の場でのものは初めてなのでどうなるのかな。
説明会には4団体が来ていた。
自分以外はみなさん団体様だった。
説明会会場は府中の森芸術劇場大会議室平成の間の入口付近をパーテーションで区切ったところだった。コンサートもこの部屋で行うという。
市の担当の方が二人と4団体の代表者四人。
ああ、この独特な公の緊張感は久しぶりだなぁ。う〜ん、これぞザ・公!
かつて少しだけ公に足を突っ込んでいた時期があったのを思い出した。
代表者の四人がそれぞれ自己紹介。
老人ホームの慰問や神社のイベントに出演、などみなさん公的な活動をされている方々らしかった。
「市内の音楽愛好者が自ら企画し、出演する無料のコンサートです」と趣旨の確認から始まり、市の広報関連の資料やチラシ、プログラムなど用意をするものや財団との共催にあたって念頭に置いておくべき事項、会場使用の注意事項など説明を受けた。
個人主催とはまた違って公のコンサート経営について経験するいい機会になりそうだ。…と前向きに捉えないとめんどくさいおばけに取り憑かれてしまいかねないのでそこは要注意だ。
説明会が終わった頃にはちょっとお疲れモードだったが、パーテーションの向こうに広がる風景を見て一気にすっ飛んだ。
ここで弾いたら気持ちよさそうだなぁ…
部屋の最奥の一面の窓から府中の森公園の緑が見える。
自分がコンサートをする10月6日はどんな緑の姿だろうか。
机をよけて、椅子を窓の方向に並べて、窓の前にピアノを置いて緑に囲まれて弾いたり聴いたり…
いい空間になりそうだ。