ピアノを弾いているととかく指の動きや手の動きに注意が行きがちになる。そこに神経を集中すればするほど動かなくなることがある。
今日整体に行った時先生とたくさんお話ししたなかで、なるほどとポンと膝を叩きたくなったことばがあった。
「肌を意識して体を動かす」
からだを包んでいるのは一枚岩ならぬ一枚肌である。お肌のお手入れ、とかいうときは結構意識するもののたいがいそれまでである。
今まさにスマホを操作しているときにも指先近辺を動かすことを意識している。
そう、何かをするときは全身に渡る一枚肌を意識すると体の動き具合も確かに変わってくるようだ。
筋肉だ、骨だ、筋だという前に肌を見直してみよう。
肌感覚で動き肌感覚で判断すれば内面世界的には大概のことはうまくいくような気がする。少なくも頭が強いるやせ我慢などといったものからは大いに解放されて心身がラクになる。
肌感覚を脇に置いておいて頭ばかりを優先させていたら心身が「勘弁してぇ〜」となる。もっと強い言葉を使うなら「破綻してしまう」という感じ。私自身が経験したので断言してしまったが、頭優先でも元気でへっちゃらな人もいるのかもしれないけれど、そこはへっぽこなわたしにはわからないところであり〼。