こう暑さが続くとおひるねしないと体がもたない。熱帯夜ではなかなかしっかり眠れないし…
カラダのなかのいろいろな部署は大忙しだろうなぁと思う。部署で働いているみなさんも疲れているんじゃないかな。
なので本体はなるべく静かにしておひるねで応援しなくちゃなぁ…
こう暑さが続くとおひるねしないと体がもたない。熱帯夜ではなかなかしっかり眠れないし…
カラダのなかのいろいろな部署は大忙しだろうなぁと思う。部署で働いているみなさんも疲れているんじゃないかな。
なので本体はなるべく静かにしておひるねで応援しなくちゃなぁ…
このところ晩の月がいい。
つい月に付いて行きたくなってしまう。
月と一緒に散歩するのは静かにワクワクする。
いつまでもどこまでも一緒に歩きたくなってしまう。
月に行きたい、とは思わない。
むしろこうやっていつまでも月が眺められるほうが幸せだ。
ああ、月がいてよかった。
月はかつては地球の一部だった、って本当かなぁ…
そんな月のために弾いてみました。
月の好きな音楽ってどんなだろう、と。
月が気に入ってくれるかはわからないけれどね。
rumipianoのYouTubeの動画を撮った。
ずっと音だけを流していたが、久々に弾いている手も撮ってみた。
撮り終わった動画を早速YouTubeにアップして、それを観てみた。
我ながら不思議な感じがした。
ピアノの聴こえ方がいつもとちがっていた。
手を見ながら聴くせいか、音への注意がいつもの半分くらいになってしまう。
その一方でピアノをリアルに弾いている雰囲気は伝わってくる。
確かに演奏会などでは聴衆は演奏を聴いているがそれ以上に観ているのだろう。
思い出したことがある。
音楽系の短大の学生だった頃のこと。
前期と後期に一回ずつ実技の試験があった。
試験官の先生たちはなるべく演奏者を見ないようにして演奏の採点をしていたらしい。
しっかりと見ながら聴いてしまうと何かがぶれてしまうのだろう。
音楽の聴き方には、音だけをじっくり味わったり、演奏の様子を見て楽しんだり、演奏者と一体になって楽しんだり…といろいろな側面があるのだろう。
こんな夢を見た。
どうやら自分は大学生であるらしい。
3人で腕を組んで歩いている。
左が幸宏さんで右が坂本さん。
「ああ、もう私今が最高に幸せかも!!」と歩きながら両隣の二人に向かって呟く。
坂本さんが「友達のために抽象画を描いているんだ」と言った。
「うわぁ〜わたしにも描いてほしいなぁ!」と言ったら坂本さんが「今度いつ来る?」と聞いてきた。
答えたいのに口籠もっているうち坂本さんはどこかに行ってしまった。
幸宏さんと歩いていると、輸入食品の倉庫のようなところに行き当たった。
雑然としたところに丸い白のテーブルとその周りに椅子が何脚か置いてあった。
そこに幸宏さんと座ると大学の学生食堂を切り盛りする中年の夫婦がメニューを持ってきた。ハンバーガーやハンバーグなど肉料理ばかりだった。
「なんだ、こっちでも店をやってんのかよ、ったく」と幸宏さんと悪態を付いた。
…というところで暑くて目が覚めた。
夢の中は多幸感に溢れていた。
しかも坂本さんも幸宏さんも今やあちらの住人だ。
もしやあれはあの世だったのでは…だとしたら眠っている間にあの世に行って帰ってきたのかもしれない。
「今度いつ来る?」と坂本さんに聞かれて答えていたらどうなっていただろう…
夏が手強くなってきた。
感染症もさることながら暑さがなかなかに恐ろしい。
湿気を伴う暑さはなおさらだ。
避けようがない。
エアコンで冷房やら除湿やらをしてみて、表面的には解決しているように思うが、五臓六腑が勘弁してくれと口々に騒ぎ出す。
特に就寝時は手強い。
寝る前にエアコンのタイマーを2時間設定にする。一晩中つけっぱなしにするのは光熱費の高騰のご時世で遠慮したいのもあるが、そもそも鼻が弱いのでやられてしまう。
途中、寝苦しさに目覚めると扇風機をつけてタイマーを2時間設定にする。
いろんな角度を向けるこの扇風機は小さいけれど頼もしい。そしてなんとなくかわいいので時々頭を撫でたり話しかけたりしてしまう。
そうこうして、明け方にようやく落ち着いて数時間ほど眠れる。
こんな夏が今年はあとまだひと月ぐらい続くのかと思うとうんざりどころか自信がなくなる。
果たして夏を越せるのか、と。
そして、この先、いくつ夏を越えなければいけないのか、いくつ夏を越せるのだろうか、と取り越し苦労が始まる。
神頼み、ではないが今こそ夏越しの祓えを真剣に執り行わなければならないのかもしれない。
夏を越すためのいろんなものがまたこれまでのように開発されたり売り出されたりするのかもしれない。そうしたものがまたさらに暑さを増したり廃棄物を増やすことになるのかもしれない。
木と土があれば涼しくなるんだけどな。
海からの風が吹き抜ければもっと涼しいんだろうな。
そうやって都市計画していけばいいのにな。
みんな、コンクリートが好きなのかな。
そういえばカタツムリはコンクリートを食べるとか聞いたことがある。でも葉っぱも食べたいよね、多分。
夏の恐怖は怪談ぐらいにしておいてほしいな。
Rumi&Yukkoのやりたい放題 vol.9(虎ノ門ビーテックジャパンのサロン)が無事終了した。
お足元の悪い中足をお運びいただいたお客様には感謝の気持ちで一杯だ。
会場側からの要請で感染症対策のための人数制限があった中での開催だったので、初めて予約制という形にしたために、すぐに定員に達してしまって申し訳ないところもあった。
当日が近づくにつれて悪くなる一方の天気予報だった。土砂降りで大変、みたいな感じだった。どうもこのところの天気予報は煽りが強い。自然災害が増えているので無理もないが。
雨の日は来るお客様も憂鬱かもしれないけれどコンサートでの客席との一体感がある、というようなことをたまたま前日に読んだ大貫妙子のエッセイに書いてあった。雨もいいものなんだな、と思い直した。
当日に着る予定の服は雨に濡れた場所がわかってしまう色のインド綿だったので、せめて行き帰りだけは土砂降りを避けたかった。
絵描きのいとこに相談すると「おなかにてるてる坊主を描くといい」とのことだった。
早速お風呂上がりにサインペンで描いてみた。描いてから気づいた。あ、ここは胃だったと。
翌朝、てるてる坊主は胃のあたりでニコニコしていた。
窓の外は曇りで、薄陽もさすような感じだった。
てるてる坊主、効いたな!と思っていたが、時間が経つにつれて文字通り雲行きが怪しくなってきた。そしてジャバジャバと降り始めた。
やっぱり胃じゃダメだったかぁ…と思ったが、家を出る頃には小止みになっていた。
いつも弾く時はウォークマンで音楽を聴きながら会場に向かうのだが、このところの耳の不調で音楽はきつかったので、野鳥の会から以前取り寄せた野鳥の声が入ったCDがウォークマンに入っていたのを思い出し、それを聴いていた。
虎ノ門に到着。
3年ぶりにビルの狭間に在しますの金刀比羅宮にご挨拶。ついでにお守りも新調。
水を買いに神社の近くのコンビニに入った。
するとラベルのないサントリーの天然水があった。
水をテーマにした即興を弾こうと思っていたのだが、その際に水をどこかに置いたらいいかも…と思っていたのだが、ペットポトルのラベルを剥がして置こうと思ったが接着剤が付着したままになりそうだからなぁ…と諦めていた。
これはいい流れだな、と思った。
Yukkoさんがリハが終わる頃を見計らって会場に入った。
パラパラとフルコンのベーゼンドルファーを触ってみた。ベーゼンってこんな感じだったんだっけね。
低音部のまっくろけっけの鍵盤たちも相変わらずドロロロロ〜と鳴っていた。そうそう、これこれ^ ^。
お客様も入り、開演時間になった。
Yukkoさんがピアノを弾き始めた。
3年前の音とは変わっていた。
Yukkoさんにとっても大きな3年間だったんだなぁと勝手に思って感慨に耽った。
途中、休憩を挟み、今度は私が弾き始めた。
BGM for Bosen
BGM for Water
BGM for the Moon
(以上 即興)
美貌の青空(坂本龍一)
空は青く白い(フィンランド民謡)
あめふりくまのこ(湯山昭)
Why Did I Choose You?(Michael Leonard)
弾いている時になんとなくジェットコースターがふわっと下降したり上昇したりというイメージが浮かび音で表したくなった。
聴きにきてくれた人があとで「私の勝手な感覚なんだけど、ジェットコースターが…」とメールをくれた。
鳥肌が立った。
意識がシンクロしていたらしい。
お客様が優しく静かに耳を傾けて下さっているのが弾きながらとても伝わってきた。その耳に向けて音を発していると自分でも驚くほど小さな音で弾いている場面があってハッとした。
コロナ以前には出来なかった表現なんじゃないかなぁ…
最後のアンコールでYukkoさんが弾いた即興が素敵で
うるっと来てしまった。自分はお客様から即興のイメージのリクエスト(「七夕」)をいただいた。即興の間に「たなばた」のメロディを含ませたりしながら弾いて終わった。
そして演奏会は終わった。
無事開催できて、無事終わって、本当によかった。