ワールドミュージック、というジャンルが流行った時期があった。
ワールドミュージックとは「民族音楽」と言ったところか。
このところいわゆるこの「民族音楽」を聴いているのだが、収録された時点で多かれ少なかれ本来の民族音楽性からは離れているのだろうが、雰囲気は伝わってくる。
市場である程度売れることを前提に作られた商業音楽と民族音楽との違いに気付かされる。
店や家の棚に並ぶCDは商業音楽が圧倒的に多いんだなぁと気づいた。
そしてその商業音楽をたくさん浴びて自分は即興をしているのだなぁと。
資本主義の手垢のついていないころの音楽の姿を民族音楽の中に垣間見た気がした。
自分の即興もどちらかというとそちら側なのかなと勝手に思ったりしている。